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2021/10/1精密板金加工において品質とコストを最適化するには?

適切な組み立て方法を選ぶ

厳しい寸法公差を求められることが多い精密板金加工ですが、高い精度を実現するだけでなく、コストとのバランスを考えることも重要です。組み立てや加工の方法を工夫して、品質とコストの最適化を行うためには何が大切なのか考えていきましょう。

まずはその設計段階において、適切なアッセンブリー(組み立て)を熟慮することです。リベット、ボルト・ナット、溶接など、それぞれの方法の特徴を理解したうえで設計する必要があります。必要な強度を満たすのであれば、溶接を用いない方が、コストを低く抑え、熱による変形も気にする必要がありません。ワークサイズや複雑さをトータルで考えた設計をすることで、見た目の美しさとコストを両立させることができます。仕様・要件により溶接が必要な場合は、熱の影響の少なく、薄板でも歪みにくいタップ溶接が良いでしょう。ただし、どの手法を選ぶにしろ、設計段階から具体的にしておくことが大切です。

 

 

適切な材料とキズ予防を考える

精密板金加工で作られる製品は、食品設備から医療機器までさまざまな用途で使われますが、その使用条件に応じた素材選びも重要なポイントになります。材料によっては、加工工程ではこまかな傷がつきやすいため、材料の特質を考慮してどんな治具を用いれば傷がつきにくくなるかも事前に検討しておく必要があります。設計工程と併せて事前の準備・検討が外観品質を向上させるためには重要です。

仕上げの研磨の方法もさまざま

ステンレス素材の場合、最終的な仕上げにバフ研磨が用いられることがあります。しかし、一見綺麗に見えるバフ仕上げでも、わずかなムラや歪みが発生してしまうことがあります。より高い精度を求める場合、別の研磨方法として、ステンレスの表面をミクロン単位で電気化学的に溶解する電解研磨処理があります。目に見えないレベルの突起が溶解されて、非常に滑らかな仕上がりになります。

ベストな品質とコストのバランスを叶えるためには、なにより精密板金加工をよく知るプロに相談することが一番。具体的な手法をリクエストする前に、目的用途やコストなどをざっくり伝えてアドバイスを求めてみるのも良いでしょう。

もし群馬エリアで、精密加工に関する相談したいという方は、群馬県伊勢崎市のエムティアイ株式会社にお気軽にお問い合わせください。

 

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